腰部脊柱管狭窄症ってどんな病気?

このサイトでは、腰部脊柱管狭窄症を治すための基本的な知識をまとめています。まずは、その症状と原因を見て行きましょう(※脊柱管=神経や血管の通る背骨の一部分)。

腰部脊柱管狭窄症の症状と原因

<その症状>
初期段階の症状は、腰の痛みや足のしびれ、それが原因の歩きにくさなどです。

歪みが進み、腰椎の圧迫が大きくなると、しびれや痛みが増して、そのうち数メートル歩くのがやっとという状態になってしまいます。ただ、この症状は継続せず、しばらく休むと収まります。

こうした状態は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれ、腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状の1つとされています。さらに悪化すると、尿意や、失禁などの排尿障害が出てきますので、早め早めに治療を受けることが大切です。

腰部脊柱管狭窄症治療の名医がいる病院5選>>

<その原因>
脊柱管が狭くなってしまう要因としては先天性のもの後天性のものが考えられます。先天性脊柱管狭窄症は、生まれつき脊柱管が狭いことが原因。

一方、後天性脊柱管狭窄症の原因には、黄色靭帯の肥厚、すべり症、椎間板ヘルニア等の合併狭窄など、様々なものが挙げられます。
ただ、発症するのが50歳~80歳くらいの年代が多いことから、加齢によって軟骨や骨が変形しやすくなることが、根本的な原因と考えられています。

腰に負担がかかるスポーツや動作を続けていたり、前かがみや座りっぱなしなど長時間、同じ姿勢をとる環境にいる場合は進行しやすいと言われています。少しでも心当たりがある場合は1度専門医の診察を受け、現在の状態を確認してもらうとよいでしょう。

自然に治ることはない?腰部脊柱管狭窄症の主な治療とは

腰部脊柱管狭窄症は、自然に治ることはまずありません。急激に悪化することは稀ですが、それでも徐々に進行していくので、おや、と思った段階で早めに手を打つことが望ましいと言えます。

腰部脊柱管狭窄症の治療について説明するドクターのイメージ

治療に関しては、初期の段階では薬物療法、理学療法、装具療法、神経ブロックといった保存的治療が一般的。

保存的治療を数ヶ月から半年程度続けても効果がなく、間欠跛行がひどくなったり、安静時にも痺れが出る場合、排泄機能の障害がある場合は、手術治療が検討されます。

手術の目的は脊柱管を広げることで神経への圧迫を取り除くことですので、保存的治療と比べると根本的な原因を取り除くことができるというメリットがあります。

手術の方法は痛みの原因により異なりますが、基本的には椎弓を部分的に削る開窓術や、全てを除去する椎弓切除術などが行われます。椎弓を削った後で脊椎が不安定になった場合は、脊椎固定術を行う場合もあります。

病院選びで気をつけたいこと

腰部脊柱管狭窄症の手術は神経付近を触ることになるため高い技術が必要で、合併症などのリスクを伴います。

経験が問われる部位の疾患ですので、良い医師にめぐり逢えるか、信頼できる病院が見つかるかが重要なポイントとなります。

病院の中には脊椎・脊髄関連の疾患の治療に特化している専門病院もあれば、総合病院でありながら脊椎・脊髄の専門外来を設けて積極的に治療を行なっているケースもあります。

一般的にそうした病院の違いを見つけるのは難しいと思いますので、このサイトでは腰部脊柱管狭窄症の治療に定評のある病院の情報を集め、厳選してまとめてみました。

これから腰部脊柱管狭窄症の治療を受けようと考えている方の参考になれば幸いです。