腰部脊柱管狭窄症の予防法

腰部脊柱管狭窄症のひどい痛みやしびれに悩まされている方はたくさんいます。状態がひどくなれば手術などの選択肢しか用意されていないこともあるため、できる限り予防に努めましょう。具体的な予防方法についてご紹介します。

腰部脊柱管狭窄症は予防できる?

予防というと家でできるストレッチや運動ばかりを考えてしまいがちですが、腰痛やしびれ、下肢の痛みなど腰部脊柱管狭窄症の初期症状と思われるものがあった場合は早めに病院で診察を受け、原因を特定したうえで治療も受けることが大切です。

状態が悪化して腰部脊柱管狭窄症になる前に効果的な治療を行うことが非常に重要になってくるでしょう。違和感や痛みを放置してしまうとひどい腰部脊柱管狭窄症につながってしまうこともあるので十分に注意しておきたいですね。

普段から自分でできる予防法としては次のようなものが挙げられます。

姿勢を良くする

そもそも腰部脊柱管狭窄症はなぜ発生するのかというと、大きな理由は姿勢が悪かったために腰椎に歪みが起きることにあります。姿勢は癖のようなものなので、自分でも気づかないうちに腰椎に負担をかける姿勢を取ってしまい、腰部脊柱管狭窄症につながることもあるかもしれません。

猫背気味で前かがみの姿勢になっている方は腰部脊柱管狭窄症のリスクが上がるので注意しておきたいですね。普段からできるだけ姿勢良く過ごせるように心がけましょう。

運動療法

運動療法は非常に効果的とされています。そのため、必ず取り入れていきたいですね。

腰で水平に8の字を描く運動が非常に効果的です。両足を肩幅より少し広めに開いて立ち、両手は腰に置きます。続いて横に8の字を書くようなイメージでゆっくりと大きく腰を動かしましょう。5回ほど行ったら反対向きも同じように行います。

時計回り、反時計回り5回ずつを1セットとし、1日2、3回ほど行うのが理想です。こういった運動を行うことによりインナーマッスルと呼ばれる深い部分の筋肉が刺激されます。インナーマッスルを鍛えると体の幹ともいえる体幹力がアップするのですが、これによりしっかりと背中のS字カーブが作られ、重いものを持った時など衝撃に強い身体ができるのです。

体幹が弱いと姿勢も悪くなりがちなのでしっかり対策を取っておきたいですね。

運動療法を行ううえで絶対に注意しておかなければならないのが、過度な運動を行うと逆効果になってしまうということ。実際に運動を行う際には一度病院で理学療法士などのアドバイスを受けた方が安全です。

一人ひとり最適な運動の負荷は違うため、自分にぴったりの運動について教えてもらいましょう。

ストレッチ

筋肉をしっかりとやわらかくしておくことも大切です。筋肉が硬くなると骨にも負担がかかるため、気づかないうちに腰部脊柱管狭窄症の症状が悪化したり、原因につながることもあります。

特に毎日長時間デスクワークをしている方や同じ姿勢で過ごすことが多い方は筋肉が硬くなりがちなので一日の終わりにストレッチをしてみましょう。

筋肉が温まっているときにストレッチを行うと効果的なので、お風呂上りに実践するのがおすすめです。すでに腰部脊柱管狭窄症を発症していて痛みがある場合は無理のない範囲で行いましょう。現時点で痛みがないのであれば予防目的のためにしっかりとストレッチを行っておきたいですね。

また、ストレッチを行うと血流も改善します。血流が悪くなると腰部脊柱管狭窄症の痛みも悪化しやすくなるので、慢性的な痛みに悩んでいる方も痛み対策として実践してみてはどうでしょうか。

ウォーキングなどの簡単な運動をすることも血流の改善に効果的なので、無理のない範囲でできる運動やストレッチを日課にするのがおすすめです。