原因から治療まで!腰部脊柱管狭窄症のパーフェクトナビ
ここでは、腰部脊柱管狭窄症の治療を行う東京大学医学部付属病院の口コミ・評判や特徴、治療についての情報をご紹介します。
腰部脊柱管狭窄症を取り扱っている東京大学医学部整形外科学教室は、1906年に誕生しました。当時は、脊椎の結核症である脊椎カリエス、関節結核、小児麻痺などの感染症や先天性疾患などの治療を主に耐老いうしていたそうです。一方で、骨代謝についての研究も発足当時から続けられており、田中栄教授体制となった現在では、骨粗鬆症や変形性関節症などといった変性疾患も取り扱うようになりました。大学という環境を活かし、東京大学工学部と連携して人工関節の寿命を延ばすための表面コーティングする物質を開発しており、臨床の現場でも活用されています。また、コンピューターシミュレーションなどの手法を用いた研究も行っています。
コンピューターナビゲーションシステムを用いた脊椎手術を行っています。このシステムは、術前や術中に取得した画像から手術のシミュレーションを行い、決められた計画通りに手術操作を実施するのが特徴です。事前に綿密な計画を立てることで、脊椎内固定設置や病変切除に対応しやすくなります。
整形外科学教室では、創始者である田代先生の座右の銘「人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん」が脈々と受け継がれています。田中栄教授も、個人的な功績よりもその功績を生み出すための精神的な土壌作りに日々励んでいるそうです。「運動器の問題に取り組む」という整形外科学の根本に基づき、これまでに培ってきた技術や設備で治療に取り組んでいます。
◆病院名:東京大学医学部附属病院
◆所在地:〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
◆電話番号:03-3815-5411(代表)
◆診療時間:10:00~17:00※受付時間
◆休診日:土、日、祝、年末年始(12/29~1/3)
◆アクセス:東京メトロ丸の内線、都営地下鉄大江戸線 「本郷三丁目駅」 徒歩約10分