原因から治療まで!腰部脊柱管狭窄症のパーフェクトナビ
画像引用元:九段坂病院公式HP
http://www.kudanzaka.com/
ここでは腰部脊柱管狭窄症の名医がいることで知られる九段坂病院の口コミ・評判や特長、治療方針などについて紹介しています。
九段坂病院の口コミを見てみると、さすが脊椎脊髄専門の病院だけあり、治療の技術はかなりの高さだということが伺えます。
また、先生や看護師の対応に関しても評価が高く、特に先生に対しては「優しくわかりやすく、熱心に治療をしてくれる」という声が多く見られます。入院や治療など、全般的に、「安心してお任せできる」という声が挙がっていたのが印象的です。
ただし、九段坂病院に低評価をつけている方の意見では、「待ち時間の長さ」が意見として挙がっています。再診の方優先であり、尚且つ人気のある専門病院なので、常に混みあっていることが原因でしょう。
初診の際には、待ち時間を考えて、時間をつぶせるような工夫を考えておきたいところです。
ドクター情報をみていきましょう。
中井医師は九段坂病院の病院長であり、脊椎・脊髄の専門医です。その治療技術はもちろんのこと、人当たりの良さにも定評があり、中井医師目当てに全国から患者が訪れるほどの治療を行っています。
経歴
1975年 | 東京医科歯科大学医学部 卒業 整形外科に入局し研修 |
---|---|
1983年 | 九段坂病院 勤務 |
1989年 | 諏訪中央病院に出向 |
1991年 | 九段坂病院 勤務 |
所属学会
他全11学会
資格
大谷医師は、九段坂病院の整形外科部長として勤務されています。脊椎・脊髄が専門であり、脊椎脊髄病医、脊椎脊髄外科指導医などの資格を持っている上、リハビリテーション医としても認定を受けているので、リハビリの知識も豊富な医師です。
経歴
東京医科歯科大学 卒業 | |
1993年 | 河北総合病院 勤務 |
1994年 | 日産厚生会玉川病院 勤務 |
1997年 | 湘南鎌倉病院 勤務 |
1998年 | 九段坂病院 勤務 |
所属学会
資格
九段坂病院はその名の通り、東京・九段にある総合病院です。小規模な病院のため、大規模病院のようにすべての疾患を網羅して扱うことはできませんが、機動性やチームワークの良さが特長となっています。
診療科目は内科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、心療内科、婦人科、耳鼻咽喉科、眼科と、ごく一般的な内容になっていますが九段坂病院の場合は、各科それぞれが専門疾患診療を目指している点が他の病院と異なる点です。
例えば、整形外科は通常扱う範囲が広いですが、九段坂病院では脊椎・脊髄が専門で頸椎後縦靱帯骨化症、脊椎脊髄腫瘍、腰部脊柱管狭窄症などの治療をメインに行なっています。
2009年度入院患者総数1,399人のうち、脊椎・脊髄手術1,035件となっており、いかに特定の技術に専門化した病院であるかがわかります。
腰部脊柱管狭窄症では間欠跛行という症状を伴うため、手術が有効なことは確かなことですが、半年間は保存的治療で様子をみることが基本スタンスとなっています。
自然に経過が改善することもあるため、いきなり手術をするのではなく、薬物療法、理学療法、ブロック注射などから始め、手術をしないで様子をみている間にいろいろな治療法が試されます。
もちろん全く歩けない状態になってから手術をするのでは元の状態にはなかなか戻らなくなってしまう可能性があるため、間欠跛行を放置するのではなく最適なタイミングで手術が行われるよう調整することになります。
九段坂病院では脊椎脊髄疾患の他に摂食障害でも日本での最先端を行く実績がある専門性の高い病院ですが、疾患により仮に人的にも施設的にも対応困難と判断された場合は、遅滞なく関連病院、関連診療所の協力を得られる体制になっているので安心です。
九段坂病院では、内科・外科から心療内科、リハビリテーション科などの診療科を揃えており、さまざまなトラブルに対応することができます。 院内は地下1階から13階まで病棟や検査室などが揃っており、必要に応じて院内の各所にて診察・検査を受けます。
地下1階には機械駐車場の入口、防災センターなどが完備され、1階には土日祝日も営業を行っているコンビニエンスストア(ヤマザキショップ)、ホール、医療相談室、面会受付などを完備。
1階のコンビニエンスストアの隣には、他の医療機関や介護施設、在宅療養支援診療所、地域包括支援センター、居宅介護事業などと相互に連携を行い、患者さんやご家族が最適な療養環境を整えられるための「医療連携室」を設置しています。
2階には内科、外科、整形外科、心療内科のほかに総合受付が、3階には外来専用の婦人科、眼科、内視鏡センター、耳鼻咽喉科、泌尿器科、手術室が揃っています。
7階から12階までは入院施設(病棟)となっており、浴室や歓談が楽しめる「デイコーナー」を完備。特別室や個室なども揃っています。
最上階の13階には人間ドッグ健診によって精密に健康状態を把握できる「健康医学センター」があります。こちらでは最新の画像診断機器とコンピューターを利用した総合健診システムを搭載。効率良く、さらに安全に総合健診を受けることができます。 3時間程度で終了する「半日ドッグ」と、外科検診や泌尿器科検診なども行う「一泊ドッグ(昼食付き)」など、検査の内容や程度に応じて人間ドッグの種類を選ぶことができます。
100項目近くの検査を行って、現在の健康状態を精密に評価することが可能です。 また健康医学センターの人間ドッグでは、オプション検査として腫瘍マーカー検査、骨密度測定、消化管内視鏡検査、マンモグラフィ、頭部MRI/MRAを実施しています。
また13階には東京ミッドタウンや高層ビルの夜景が一望できるレストラン「オークラカフェ&レストラン メディコ」があり、面会や入退院時に食事を楽しめるようになっています。
5階にはリハビリテーションセンター・リハビリテーション科があり千代田区でも唯一の回復期リハビリテーション病棟となっています。その広さは約400㎡と広大、清潔で明るい病棟です。開放感のある屋外テラスでも歩行訓練ができるなどリラックス空間となっています。
また、トイレのシミュレーション機器やIHのキッチン設備などが完備されており、生活においてトイレや調理ができるように訓練することも可能です。
さらに最近注目の反復性経頭蓋磁気刺激が行える条件も満たしているなど、最新の治療を積極的に取り入れているのが特徴です。
回復期リハビリテーション病棟は寝たきりにならないよう、家庭復帰できるように日常生活動作能力の向上を目的とした病棟です。
脳血管障害を中心としたリハビリを行う専門医が1名、理学療法士22名、作業療法士9名、言語聴覚士3名が在籍。365日いつでも回復期リハビリテーション医療を行っている頼りになる科です。
リバビリテーション科の部長は小林健太郎医師。日本リハビリテーション医学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会などに所属しており、電気刺激療法、嚥下障害、感覚障害が専門です。
回復期リハビリテーション病棟で対応できる疾患は、
これらの疾患に対して、運動機能障害のキープや改善をする理学療法、生活のための諸機能のキープや回復をする作業療法、言語機能や摂食・嚥下機能、高次脳機能などの訓練をする言語聴覚療法を行います。
さらに最近では反復経頭蓋磁気刺激療法や電気刺激療法も取り入れて、様々な職種の共同によるサポートを提供しています。
こちらの診療実績は以下の通り。
平成29年 | |
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脳血管疾患患者 | 72名 |
その他の脳損傷 | 14名 |
脊髄疾患 | 2名 |
神経筋疾患 | 1名 |
骨関節疾患 | 7名 |
その他 | 2名 |
合計 | 98名 |
平成28年 | |
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脳血管疾患患者 | 53名 |
その他の脳損傷 | 9名 |
脊髄疾患 | 6名 |
神経筋疾患 | 4名 |
骨関節疾患 | 26名 |
その他 | 3名 |
合計 | 101名 |
九段坂病院は東京メトロ東西線・都営新宿線・地下鉄半蔵門線から徒歩3分程度の場所にあります。 首都高速5号池袋線、靖国通りからそれぞれ近く、首都高速5号池袋線は首都高速都心環状線とも繋がっています。遠隔地からの自家用車での移動はもちろん、バス、タクシー、徒歩などさまざまな手段でアクセスすることが可能です。
九段下駅周辺にはファストフード店や飲食店のほか、カフェ、ファミリーレストランなどが揃い、目白通り沿いにはビジネスホテルも充実しています。 九段坂病院の目の前には清水濠が巡らされ、濠の中心には日本武道館や科学技術館、東京国立近代美術館などがあります。 北の丸公園でゆったりと散歩をしたり、さらに遠くには江戸城跡、皇居を眺めることもできます。
九段下駅の至近には神保町駅があり、こちらも飲食店・100円ショップ・書店・コンビニエンスストアなどが揃うエリアです。 九段下エリアと神保町エリアはそれぞれ隣り合っていますが、どちらも閑静なオフィス街といった印象で、大学や教育会館などの教育施設も揃っています。
オフィス街は細い道が多く、オフィス街を抜けると大きな通りに出ることができます。九段坂病院の前には内堀通りが通っており、さらに院内に機械駐車場が設置されているため、スムーズにアクセスすることができます。
◆病院名:九段坂病院
◆所在地:東京都千代田区九段南2-1-39
◆診療時間:8:30~11:00、13:00~14:30
◆休診日:土、日、祝日
◆アクセス:東京メトロ「九段下駅」から徒歩5分