品川志匠会病院

品川志匠会病院
画像引用元:品川志匠会病院公式HP
http://www.shisyokai.jp/14793495912203

ここでは腰部脊柱管狭窄症の名医がいることで知られる品川志匠会病院の口コミ・評判や特長などについて紹介しています。

品川志匠会病院の口コミ評判

  • 4年前から脊柱管狭窄症で苦しんでいましたが、周囲から手術は半身不随になるかもしれないと言われ、今まで整体やマッサージで我慢してきました。知人からこの病院を紹介され手術を受けることにしましたが、こんなに高度な技術を持った先生がいるならもっと早くお願いすればよかったです。
  • 先生や看護師のみなさんにとても親切に対応していただき、手術後や入院中の不安が無かったので、退院まで辛いと感じることがありませんでした。別の病院で診断されて手術を行う病院をいろいろ探しましたが、こちらで受けて良かったと思います。
  • 苦しんでいた痛みの症状に即断で手術治療をしていただき感謝しています。術後も先生が毎朝病室まで見に来てアドバイスなどもいただき、患者としては安心で楽な入院生活が送れました。看護師さんも親切で1週間があっという間で痛みも忘れてしまいました。
  • 手術前は最悪なことばかり考え、不安でなかなか踏み切ることができなかったのですが、今は本当にお任せしてよかったと実感しています。先生や看護師の方々に親切にしていただき、おかげさまで痛みはすっきり取れており大変感謝しています。

志匠会グループ在籍医で10,837件の手術実績(※)

(※)2013年11月〜2022年6月の頚椎・胸椎・腰椎手術合計件数

品川志匠会病院は志匠会グループに属している首と腰の専門病院です。脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症など腰・首の一般的疾患に特化し、安全で確実な手術を目指し地域社会に貢献することを基本方針としています。

志匠会グループには、この他に新横浜スパインクリニックがあり、その実績とノウハウを継承して2013年11月にオープンしたのが品川志匠会病院になります(2院は医師や患者のデータも相互に共有しているとのことなので、同じ病院の、離れた別棟と考えてよいと思います)。

医師だけでなく看護師などスタッフの専門性が高く、腰・首の手術件数が多いのも特長。志匠会グループ理事長、横浜スパインクリニック院長、品川志匠会病院副院長の他、在籍医の生涯執刀件数を合わせると、10,837件(2013年11月〜2022年6月の頚椎・胸椎・腰椎手術合計件数)という圧倒的な脊椎手術の実績があります。

特に腰部脊柱管狭窄症の手術件数は多く、全手術の5~6割を占めているそう。また、安全で確実な方法を採用しているため、手術実績が多いにもかかわらず、術中操作が原因で、恒久的に車イスや寝たきり生活になった方は1人もいないとのことです。

設備に関しても充実しており、レントゲンやCTはもちろんのこと、立位MRIと全身撮影X線(EOS)の双方を備える国内唯一の病院となっています。

その他、手術中にナビゲーションシステムと連動して脊椎の三次元画像情報を確認できる手術室内CTなど、安全性を高める設備も積極的に導入。最新鋭の設備で患者さんにやさしい治療環境が整っていることも注目できます。

品川志匠会病院には脊椎専門の整形外科医、脳神経外科医など、それぞれを専門とした医師とスタッフが在籍しているため、多角的な視点で症状をしっかりと診察し、原因を究明。そのうえで、患者さんに合った治療方針を選択してくれます。

また、10年近くチームでの医療を続けており、志匠会グループ内での治療方針を統一しています。そのため、どの医師にあたっても最適な治療が期待できます。

患者さんとのコミュニケーションを重視していることにも定評があり、技術と対応力を兼ね備えた、非常に優良な病院と言えそうです。

品川志匠会病院の手術実績

品川志匠会病院は志匠会グループに所属する首・腰を専門とする病院です。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアをはじめとする疾患の治療に強みを持っています。

在籍医の執刀件数をすべて合わせて10,837件(2013年11月〜2022年6月の頚椎・胸椎・腰椎手術合計件数)の実績を持つ、関東圏内でも圧倒的な症例数を誇る脊椎手術の専門医院です。

朝日新聞出版「いい病院2017」によれば、脊椎手術件数は933件と関東圏内第一位の実績。同じく、頸椎後縦人体骨化症手術件数も78件と関東第一位に輝き、腰部脊柱管狭窄症については517件と、こちらは関東圏第二位に輝いています。

品川志匠会病院の大田院長は頸部に1,798件、胸・腰部に3,559件、その他の部位に338件と、合計で5,695件の生涯執刀件数を数えています。

医師はもちろん、看護師や看護助手などのスタッフも専門性が高く、院内のスタッフ全員で患者さんの首と腰のトラブルのケアにあたっています。

さまざまな手術のなかでも「腰部脊柱管狭窄症」についてはすべての手術の5割から6割を占めるとされ、特に手術件数が多いことでも知られています。

豊富な手術実績の中には、患者さんの体に負担をかけない最新式の術式も反映されています。

全身麻酔および3泊以上の入院が必要なヘルニア摘出術「MED」に代わる「PED」を採用していることから、 局所麻酔で日帰り手術が可能となっています。

PEDはブロック注射と切開手術の中間に位置する治療方法とされ、0泊もしくは1泊のみで内視鏡手術が可能。ブロック注射のみでは難しく、切開の必要もないといった患者さんへの新しい選択肢としてPEDが開かれていることも、品川志匠会病院ならではの特徴と言えるでしょう。

また、SSI(手術部位感染)の発生率がわずか0.4%(1,142件中5件)と低いことも品川志匠会病院の特徴です。脊椎手術におけるSSIの平均的な発生率は1.7%であるのに対し、的確な手術操作とチームワークによって発生数を最小限に抑えています。

品川志匠会病院では、患者さんの症状の原因を追究し、治療方針を医師と患者さんとの間でしっかりと相談、必要に応じてブロック注射を併用したり手術を考慮するなどして、早期退院・早期復帰を目指しています。

手術実績が豊富であるにもかかわらず、このような確固とした理念によって運営を行っているため、患者さんからの評判も高く、専門医院として高い評価を得ています。

設備について

品川志匠会病院では最適な治療を行うために最新の機器を積極的に取り入れています。品川志匠会病院ならではの三つの医療機器についてご紹介します。まずは、正面と側面から同時に全身の撮影ができるEOS。こちらの機器はとても少ない線量で撮影してデータを取得、そのデータを用いて3Dモデリングが行えます。

次に立位の体制でMRI撮影のできるG-Scan。こちらの機器はオープンタイプのMRIで立位と座位の姿勢で撮影可能。従来の横になるタイプの場合体重負荷によって明確な診断ができないことがありますが、G-Scanの場合、筋骨格の状態を正確にチェックできます。最後に手術中にCT撮影ができる可動式のレントゲンO-arm。

こちらの機器は0.0数mmの誤差という大変高性能な機器で手術中に器具がどこにあるか正確に把握するために活用されます。CTと同様3D画像と高精細な透視画像によって確認しづらいところまでしっかり撮影ができ、安全で確実な低侵襲性の脊椎手術を実現させます。 手術後の結果を確認できたり、X線を使用しないため、患者とスタッフの被ばく線量も抑えられるメリットがあります

リハビリなどのアフターサービス

圧迫骨折で経皮的椎体形成術を行った場合、退院してから一週間後来院して手術創の確認。その後は、一ヶ月後、三ヶ月後を目安に来院して診察をしながら、およそ2年間は経過観察を行います。これは神経が回復するまでに2年程度かかるからです。

多くの症状は手術によって回復できます。ただし、しびれなどいくつかの症状が残るケースもあり、神経の回復後も残っている場合は完治が難しくなります。その場合は症状の経過を見ながら、 マッサージや薬などで症状を軽減させるように治療にあたります。

また、志匠会では将来に渡る患者の利益を常に考慮している病院です。脊椎疾患は加齢とともに進行する症状の一つであり、手術によって回復したとしても後に該当箇所の隣接部がダメージを受けたり、高圧箇所が不安定になるなど、再度手術が必要になる場合があります。

その際には、長い年月に得た技術と精神を培った医師によってより確かな手術を行い、もしくは後続の医師たちによって手術が行われるように先進から後続へ受け継ぐことを大切にしています。志匠会の患者は常に豊富な手術経験と技術を持った医師によって手術を受けられるように配慮されています。

品川志匠会病院医師担当紹介

品川志匠会病院の院長である大田医師は、頸椎から腰部にかけて5,695件もの執刀件数を持つ名医です。

脊椎外科に特化した治療を推進するべく、看護師や放射線技師、理学療法士などチームが一体となった医療を続けており、安全で確実な手術方法を採用しています。新しい手技や最新機器についても積極的に導入を進めており、患者さんとのコミュニケーションにも力を入れています。

また、品川志匠会病院の外来担当の医師は全員が脊椎を専門とする医師なので、いつ来院しても脊椎の専門的な治療を受けることができます。

品川志匠会病院では週に一度の割合でその週に予定されているすべての症例を検討、全医師が方針を統一して治療と手術にあたっているため、どの医師にかかっても同じ治療方針がとられます。

患者さんにとっては、医師ごとに見解が異なるといった問題にあたる可能性が少ないため、安心して治療に臨むことができます。

外来診察では大田院長をはじめ、日本脊髄外科学会専門医である梅林副院長、日本整形外科学会脊椎脊髄病医の平泉副院長の2名が在籍。脊椎外科医として大島医師・河野医師・光山医師・神谷医師・土屋医師・櫻井医師が在籍しています。

麻酔科医には和田医師・新田医師・湯野川医師が、顧問に日本脊椎脊髄病学会名誉指導医の熊野医師、そして非常勤医師に萱岡医師・松枝医師・五十嵐医師(いがらし整形外科スパインクリニック院長)がそれぞれ在籍し、月曜日から土曜日までの診療を担当しています。

品川志匠会病院医師の論文実績、アワード受賞実績、文献の執筆暦

大田医師論文実績

  • Hook-rod system による後頭頚椎固定術の検討
  • 胸椎黄色靭帯骨化症に対する新しい手術方法の考案 : window method
  • Hook-Rod System による Spinal Instrumentation : 頸椎への応用

梅林医師論文実績

  • 脊髄空洞症を伴った特発性胸椎硬膜内クモ膜嚢胞の診断と治療 : 4症例の経験より
  • 当院にて開発した腰部軟性装具ライーブフィット-(RF)の有用性について

平泉医師執筆文献

  • MED 内視鏡下 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
  • インフォームドコンセントTool 整形外科イラストLibrary

品川志匠会病院の口コミ情報5件

腰の痛みが急激に悪化して、救急病院に運ばれたのですが、検査の際に痛みが増すようなひどい扱いを受けました。そこで、専門の病院であるこちらを受診したのですが、救急病院での扱いが嘘のように、痛みがない検査でした。治療の説明は画像を使いながら、デメリットもしっかりと教えてくれて、とても分かりやすかったです。先生の治療を受けている内にすっかり痛みはなくなり、支障なく普段の生活ができるようになりました。これから再発しないように気を付けていきますが、万が一また痛みが出てきたら、絶対にこの病院を受診しようと思っています。

腰の痛みが強くて歩けないほどで、大学病院に通院していましたが、薬を出されるだけで治療はしてもらえませんでした。別の病院で腰椎椎間板ヘルニアだと診断されたのですが、自分で治療薬を決めなければならず、不安になって品川志匠会病院を受診。すると先生は画像を見た後、すぐに手術のスケジュールを取ってくれて、一週間後に手術することに。入院中も、院内の方は皆さん良い人ばかりで、安心して過ごせました。食事も毎日好きな方を選ぶことができるので、それが毎回楽しみだったくらい。手術が終わるとすぐに歩けて本当に嬉しかったです。

母がこちらの病院にかかっていたことがあります。一緒について行ったのですが、治療内容の説明をするときに、質問ができるような雰囲気ではありませんでした。模型なども使わない説明だったので、イマイチ内容が理解できなかったです。ですが、かなりの痛みがあったため、すぐに手術の予定を入れてくれて本当に助かりました。入院中は食事を3食とも選べるようで、病院食とは思えないくらい美味しかったみたいです。看護師さんや配膳担当の方、リハビリの方も親切な方ばかりだったので、入院中のストレスはなかったと言っていました。

入院して手術を受けましたが、入院患者の間でも「ここで手術を受けて良かった」と、かなり評価の高い病院でした。首や腰の手術をしようと思ったら、まず一番の選択肢になる病院だと言って良いでしょう。腰椎や脊椎の分野では手術実績No.1の院長が執刀してくれたので、やはり安心感が違いました。患者の症状に合わせて、最も適切な治療を行ってくれますし、その技術力はさすがです。また、医師や看護師さんはもちろんのこと、受付の方なども患者のことを第一に考えてくれるので、入院や通院が全くストレスにならない気持ちの良い病院です。

脊椎に疾患があるので、手術のために話を聞きに行きました。院内はとても清潔感があって、ごみひとつ落ちていません。診察室も同様で、設備も新しいものが揃っています。先生に診察してもらうと、さすが専門病院だけあって、私の話を真剣に聞いてくれて、丁寧に脊椎の症状を診てくれました。少し手術の勧めが強かった気もしますが、全体的にはとても満足できる診察だったと思います。手術は私が希望していた術式ではないとのことで、手術は受けませんでしたが、先生や看護師さんの対応が良く、腰痛などで困っている人にはおすすめしたい病院です。

基本情報

病院名:医療法人志匠会 品川志匠会病院※横浜にも別院あり。
所在地:東京都品川区北品川1-29-7
診療時間:8:00~12:00、14:00~17:00
休診日:日、祝日
アクセス:京浜急行「北品川」から徒歩5分