原因から治療まで!腰部脊柱管狭窄症のパーフェクトナビ
こちらでは脊柱管狭窄症の日帰り手術の流れや、費用の相場について紹介しています。
脊柱管狭窄症の日帰り手術は、主に「経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PED)」という施術方法が採用されています。この術式は腰椎と頸椎に対応していて、腰椎に対して行うときは「PELD」、頸椎に対して行うときは「PECD」と呼びます。
この術式は最新のものなので、日本でもまだ対応していない病院が多く見られます。皮膚の小さく切開したところから内視鏡や手術用具を挿入し、神経を圧迫している原因である椎間板を除去する方法です。
メリットとしては、やはり日帰りで仕事などを休まなくても手術が可能なこと(当日休む場合でも一日程度)、そして切開部分も小さいので体に負担がかかりにくい点が挙げられます。
また、他の術式では皮膚が癒着し、再手術の際に問題になることがありますが、経皮的内視鏡下椎間板摘出術ではその心配がありません。
デメリットとしては、切開部分が非常に小さいため、大きなヘルニアは除去できない場合があることです。さらに、内視鏡でのモニターを確認しながら除去を行うので、内視鏡に映らない部分に原因があった場合、原因部位が残ってしまう恐れがあります。
そして、脊柱管狭窄症の症状によっては、この術式自体が対応できない場合もあります。
脊柱管狭窄症の日帰り手術は、事前の入院も必要ありません。手術当日の流れは次のようになります。
経皮的内視鏡下椎間板摘出術は最新の術式ですが、気になる費用はいくらぐらいになるのでしょうか。この術式で手術を行っている病院を調べ、その相場を出してみました。
病院によって健康保険が適用されない場合もあり、保険適用状況によって料金は大きく変わってきます。保険適用にならない場合があるのは、最新の機器や高い技術力が必要になるためなのだそうです。
また、こちらは手術にかかる料金なので、もし入院が必要となれば別途入院費が加算されます。また、検査料金などもかかってきますので、詳しい料金は病院に問い合わせてみてください。
脊柱管狭窄症の日帰り手術は、保険が適用にならない場合もありますが、やはり入院が不要だという点のメリットは大きいものです。
仕事をしていても長期休暇を取る必要もなく、1日休みがあれば手術を受けることができます。また、手術時間が非常に短いので手術に対するストレスもなく、傷痕が小さく目立ちにくいというメリットもあります。
脊柱管狭窄症の日帰り手術に対応している病院は、まだそれほど多くはありませんが、次のページで紹介する病院で受けることができます。詳しい情報はこちらからご覧になってみてください。